【院長の解説】なぜ、交通事故のむちうちや不良姿勢から「側弯・身長1cm短縮・天候悪化時の首肩痛・ウエストのたるみ」が起きていたのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、脊柱の押し潰し・胸郭変形と体幹代謝の低下

患者様プロフィール

M・N様(30代・女性)
職業:栄養士(肉体労働・事務作業・パソコン仕事・立ち仕事・座位仕事)

来院理由

健康診断で身長が1cm縮んでおり、BMIの上昇やウエスト周りのお肉(たるみ)が気になっていました

 

また、3年前に遭った交通事故によるむちうちの影響や、無理なストレッチ、日頃の姿勢の悪さにより、1年前から天気が悪くなると右肩から首にかけて重い痛みが走るようになっていました。

 

栄養士として厨房での肉体労働・立ち仕事からデスクワーク・パソコン作業まで幅広くこなす中で身体の疲れが抜けにくく、「猫背や骨格の歪みが原因ではないか」と考え、身体を根本から整えたいと当院へご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

3年前の交通事故によるむちうちや無理なストレッチ、長年の不良姿勢により脊柱側弯と猫背が生じ、健康診断での1cmの身長短縮、BMI上昇・ウエストのたるみ、天候悪化時の右首肩痛、慢性疲労に悩んでいた30代女性(栄養士)の症例です

 

痛む首肩に湿布を貼ったり痛み止めを飲んだりする表面的な対症療法とは異なり、重力下での全身の骨格バランス(側弯・骨盤の歪みと深部筋力、背骨のクッション性)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体とお教えした体操(自己矯正体操)の継続実践により、縮んでいた身長が元に戻り、気になっていたウエスト周りも引き締まって姿勢が劇的に改善。むちうちの後遺症による首肩痛が軽くなり、疲れにくい健やかな身体を取り戻されています

症状名と詳細

症状名:脊柱側弯症(猫背・脊柱圧迫による身長1cm短縮)、頚部外傷後後遺症(むちうち・天候悪化時右頚肩部痛)、骨盤歪み・体幹筋力不全(ウエスト周囲たるみ・BMI上昇)、慢性易疲労性症候群

詳細:脊柱の側弯および猫背による椎間板圧迫に伴う身長短縮(1cm低下)。3年前の交通事故(むちうち)および無理なストレッチに伴う頚部筋膜の過緊張と、気圧変動時の右肩〜首の鈍痛。骨盤・深部体幹筋力低下に伴う代謝低下、ウエスト周囲の筋弛緩、持続的な全身疲労感

患者さんの初来院時の主訴

「健康診断で背が1cmも縮んでいて、ウエスト周りのお肉も増えて体型が崩れてきた

3年前の事故の後遺症や無理なストレッチのせいか、天気が悪くなると右の首から肩が痛むし、仕事をしていても疲れやすい

知らない体操や整体でもしっかり取り組んで体の歪みを根本から治し、元の身長とキレイな姿勢、疲れにくい体を取り戻したい」

施術内容と経過

施術内容

痛む首や肩だけに湿布を貼ったり薬を飲む病院の治療とは異なり、まずは栄養士としての立ち仕事やデスクワーク中に常に重力を受けている立ち姿や姿勢の歪み(側弯・骨盤の崩れ)から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や神経のエラー信号を優しく解除しました

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただくお教えした体操(自己矯正体操・運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、身長の縮みや天候不良時の首肩痛、ウエストのたるみを引き起こしている本当の原因が、事故の後遺症だけでなく「長年の不良姿勢による骨盤・背骨の側弯と、腰の深部や骨盤を支える筋力の著しい低下(土台の完全な崩壊)」にあることを特定しました

 

身体の歪みによって骨格が押し潰されている力学的構造をお伝えし、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日無理なく取り組んでいただくお教えした体操(運動指導)を組み合わせて施術を開始しました。

 

お教えした体操をご自宅でコツコツ実践していただいた結果、効果はてきめんに現れ、気象病のような首肩の痛みが軽くなっていきました。

 

約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました

 

土台が整い背骨が本来のS字カーブを取り戻したことで、潰れていた背骨の隙間が広がり、当院の無痛整体とお教えした体操の効果により、縮んでいた身長1cmが見事に元通りへと回復。ウエスト周りもスッキリと引き締まり、完治の状態で疲れにくい美しい姿勢を保てる生活を取り戻されました

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

 

検査項目(正常値:100%) 初診時点 約3週間後 約9週間後 約15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% / 65% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

 

院長の解説

【院長の解説】なぜ、交通事故のむちうちや不良姿勢から「側弯・身長1cm短縮・天候悪化時の首肩痛・ウエストのたるみ」が起きていたのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、脊柱の押し潰し・胸郭変形と体幹代謝の低下

健康診断で身長が1cm縮み、天気が悪いと首肩が痛み、ウエスト周りのたるみや慢性疲労が生じていた最大の理由は、原因が「年齢や体重の増加」だけではなく、「骨盤(土台)の歪みと側弯によって背骨全体が重力で押し潰されていたこと」にありました。

 

M・N様は、3年前のむちうちの衝撃や日常の立ち座り作業、無理な自己流ストレッチにより、身体の土台を支える腰の深部や骨盤の保持力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱である土台(骨盤)が傾き、背骨が側弯・猫背になると、身体は重力に対して倒れないよう、背中、肩、首、腰の筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせて支えようとします。

 

この「L字固定」が起きると、背骨と背骨の間にある椎間板が24時間体制で強く押し潰され、結果として「健康診断で身長が1cm縮む」という構造的な短縮を引き起こしていたのです

 

さらに、固まった首肩の筋肉が自律神経や血管を圧迫するため、低気圧などの天候変化時に強い痛み(気象病・むちうち後遺症)を噴出させ、体幹のインナーマッスルが使えなくなることで腹圧が抜けて「ウエストのたるみ・BMI上昇」や極度の疲れやすさを招いていました。

 

土台が崩れて背骨が押し潰されたまま湿布を貼ったり薬を飲んだりしても、重力による物理的な圧迫構造は消えないため、根本的に治ることはありません

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる首や肩だけを凝視する一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただくお教えした体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、全身の「L字固定」が完全に解除され、押し潰されていた背骨が伸びて縮んだ身長が自然と元に戻ります

 

当院の無痛整体とお教えした体操を続けたことで、むちうちの後遺症や天気の崩れによる首肩痛であっても、根本からスッキリと解消されるのです

 

痛みの原因やスタイルの崩れは患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直してご自身でセルフケアを続けていけば、美しい姿勢と引き締まったウエストを保ち、疲れ知らずの健康な毎日を取り戻すことができます。

小山整骨院