【院長の解説】なぜ、消炎剤を飲んでも「オスグッドの膝の激痛」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】前ももの硬さと骨の変形を引き起こす、土台(骨盤・腰)の崩れとジャンプ着地の重力衝撃

患者様プロフィール

K・O様(10代・男性)
職業:学生(バスケットボール部)

来院理由

バスケットボール中に左膝が痛み出し、整形外科でレントゲン・エコー検査を受けたところ「オスグッド(前ももが硬く骨がギザギザしている)」と診断されました

 

病院では消炎剤のお薬を処方されたのみで具体的な改善策がなく、膝を曲げるだけでも激痛でスポーツができない状態に不安を感じ、ネットで根本解決できる治療院を探してご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

バスケットボールのプレイ中に左膝が痛み出し、膝をわずかに曲げる(屈曲30度)だけで激痛が走ってしゃがむ・ジャンプが不可能な状態になり、病院で「オスグッド」と診断された10代男性の症例です

 

痛む患部である膝や太ももだけを凝視する病院の治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

わずか1ヶ月半ほどで通常通りスポーツができるまでに劇的な回復を果たし、現在では痛みの再発防止とパフォーマンス向上のための身体作りに励まれています。

症状名と詳細

症状名:オスグッド・シュラッター病(左膝の痛み・成長痛)、運動時痛
詳細:左膝を30度曲げた際やしゃがみ込み動作での強い膝下の激痛、バスケットボールでのジャンプ着地時やダッシュ時の激痛、屈伸動作の不全

患者さんの初来院時の主訴

「バスケ中に膝が痛くなって曲げるのも辛い。病院でオスグッドと言われて薬をもらったけれど全然良くならない

大好きなバスケットボールを思い切りプレイしたいし、痛みを再発させない強い身体を作りたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む患部である膝や太ももだけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活やバスケットボールのプレイ中に常に重力を受けている立ち姿から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉のエラー信号を優しく解除しました

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(セルフワーク・運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、オスグッドの激痛を引き起こしている本当の原因が、膝下の骨や前ももの硬さそのものではなく「腰の深部筋力や骨盤・股関節を支える保持力の著しい低下(土台の崩れ)」にあることを特定しました。

 

ご本人と保護者様にわかりやすく納得していただけるよう原因を説明し、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただく理にかなったセルフワーク(運動指導)を二種類組み合わせて施術を開始しました

 

指導したセルフワークを自宅でしっかり実践していただいた結果、わずか1ヶ月半ほど(約6〜9週間)で膝の痛みが消失して通常通りスポーツができるまでに回復し、約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整ったことで膝への局所的な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、あんなに痛がっていたオスグッドの激痛からもしっかりと解放され、完治の状態となって再発予防とパフォーマンス向上に向けた身体作りへとステップアップされました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% /70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、消炎剤を飲んでも「オスグッドの膝の激痛」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】前ももの硬さと骨の変形を引き起こす、土台(骨盤・腰)の崩れとジャンプ着地の重力衝撃

病院でレントゲンやエコーを受け、「前ももが硬い」「骨がギザギザしている」と言われ消炎剤を処方されても痛みが引かなかった最大の理由は、痛みの原因が「膝下の骨や筋肉の炎症」という局所問題ではなく、「身体の土台である骨盤・腰の完全な崩れ」にあったためです。

 

K・O様は、成長期における急激な骨の成長に加え、バスケットボールでの激しいダッシュやジャンプ動作により、身体の土台を支える腰の深部や股関節の筋力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱となる土台が機能していない状態では、ジャンプの着地やダッシュの際に受ける強烈な重力衝撃を全身で分散して吸収することができません

 

その結果、倒れないように太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり身体を支えようとし、その強い引っ張り力が膝下の成長軟骨(お皿の下の骨)を強く牽引して激痛と骨の突起(ギザギザ)を生み出していたのです

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる膝や太ももだけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、前ももへの過剰な引っ張り力や膝関節への重力集中が完全に消え去ります。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、1ヶ月半という短期間で痛みが消え、通常通りスポーツができる身体へと劇的に改善したのです。

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、オスグッドの痛みから解放されるだけでなく、ジャンプ力や動きのキレも増し、スポーツのパフォーマンスを最大限に発揮できる強靭な身体を取り戻すことができます

小山整骨院