【院長の解説】なぜ、「成長痛だから様子を見るしかない」と言われた膝の痛みが、きれいに消えたのか?――【構造・機能の視点】猫背の歪みとジャンプ動作が招く、膝下の過剰な重力負荷

患者様プロフィール

K・S様(10代・女性)
職業:学生(バレーボール部主将)

来院理由

長年、お薬や注射、電気治療で誤魔化し続けてきましたが、ついに医師から「これからは痛みと上手に付き合っていくしかない」と言い渡されてしまいました。

 

しかし、当院に通って「原因不明の歩行困難から半分で歩ける状態に改善した知人」の姿を目の当たりにし、半信半疑ながら最後の希望をかけて扉を開けられました。

どんな患者様の症例なのか?

数年前から続く膝の痛みを病院で「成長痛」と言われ、様子を見るだけで治らなかった状態から、当院のアプローチによりオスグッドの痛みを克服した10代女性の症例です。

 

痛む患部である膝だけを凝視する病院の治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

3年間治らなかった頑固な膝の激痛からもしっかりと解放され、今では部員を取りまとめながら全力でバレーボールを行えるまでに回復されています。

症状名と詳細

症状名:オスグッド・シュラッター病(膝の成長痛)
詳細:バレーボールの練習中や、ジャンプ・屈伸運動をする際に両膝の下が激しく痛む状態。昔からの猫背の姿勢も併発していました。

患者さんの初来院時の主訴

「バレーボール部の主将・セッターなので、チームを取りまとめながら練習をしたいけれど、動くたびに膝が激しく痛む。

このまま悪化してチームの練習から離脱し、チームワークがダメになるのが本当に不安で、できるだけ早く全力でバレーボールができるようになりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む患部である膝だけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活や競技中に常に重力を受けている立ち姿から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、膝の痛みを引き起こしている本当の原因が、膝そのものではなく「腰の深部や股関節を支える力の低下(土台の歪み)と、それに伴う猫背」にあることを特定しました。

 

ご自身の身体の歪みのメカニズムをデータで確認して深く納得された状態から、週1回のペースで当院の無痛整体による骨格調整と、自宅での自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて治療を開始しました。

 

通うたびに膝の痛みが少しずつ良くなっていくのが分かり、約15週間後には腰の深部筋力や股関節の保持力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整ったことで膝への局所的な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、3年間治らなかった頑固な膝の激痛からもしっかりと解放され、完治の状態となって楽になりました。

 

今では膝の痛みを気にすることなく、主将として元気にバレーボールの練習に励んでいらっしゃいます。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 40% 70% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 20% / 15% 50% / 40% 75% / 70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 70% 100%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、「成長痛だから様子を見るしかない」と言われた膝の痛みが、きれいに消えたのか?――【構造・機能の視点】猫背の歪みとジャンプ動作が招く、膝下の過剰な重力負荷

病院で「成長痛」と診断され、湿布を貼ったり様子を見たりしても痛みが引かなかった最大の理由は、痛みの原因が「成長期の骨の伸び」という部分的な問題ではなく、「身体の土台の完全な崩れ」にあったためです。

 

K・S様は、小学5〜6年生の頃から始まった猫背の姿勢のせいで、身体の土台を支える腰の深部(大腰筋)の力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱となる土台を失った身体は、これ以上前に倒れないよう、無意識のうちに太ももや膝まわりの筋肉をギチギチに固めて(L字固定)ブレーキをかけながら無理やり姿勢を保とうとします。

 

この全身の筋肉の固定が、バネとしてのクッション機能を完全に殺してしまい、ジャンプや屈伸の全衝撃が膝下の骨に直接突き刺さる局所負荷を生み出していたのです。

 

痛む患部である手首や足、そして膝だけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、太ももや膝まわりの過剰な力みが完全に不要になります。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、3年間治らなかった頑固な膝の激痛からもしっかりと解放されるのです。

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、しびれや痛みから解放され、部員に迷惑をかける不安もなく、主将として全力で競技をやり直せる本来の快適な身体を取り戻すことができます。

小山整骨院