【院長の解説】なぜ、胃カメラで「異常なし」と言われた喉のつまりと激しい胃痛が劇的に改善したのか?――【構造・機能の視点】胸椎・骨盤の歪みと「L字固定」が招く自律神経圧迫と消化器官への過剰負荷

患者様プロフィール

T・M様(30代・男性)
職業:福祉関係(デスクワーク・立ち仕事・夜勤あり)

来院理由

半年前から喉に何かが引っかかっているような強烈なつかえ感と、ツバすら飲み込みにくい喉の詰まり感(ヒステリー球)を発症しました。

 

同時に胃やみぞおちがどくどくと波打ち、触れるだけでも痛むほどの胃痛(機能性ディスペプシア)が悪化し、夜横になると痛みが増して睡眠も取れず、夜勤後も眠れない辛い日々が続いていました。

 

内科、外科、脳神経内科で胃カメラ、CT、MRI、胸椎レントゲンなどの検査を重ねるも「異常なし」「ストレス」と言われ、処方された大量の胃薬も効かず、原因不明の苦痛から抜け出すために当院へご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

喉の猛烈なつかえ感・詰まり(ヒステリー球)や、触れるだけでも痛む激しいみぞおち・胃の痛みに悩み、病院で「機能性ディスペプシア」「神経性胃炎」と診断された30代男性の症例です。

 

胃カメラ、CT、エコー、MRIなどのあらゆる検査を受けても異常がなく、大量の胃薬すら効かない状態で「人生で一番辛い時期」を過ごされていました。

 

痛む患部や内臓だけを凝視する一般的な治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランス(特に胸椎や骨盤の歪み)を徹底して検査しました。

 

当院の根本アプローチにより、あんなに苦しかった喉の詰まりや胃痛が劇的に解消し、お薬の量も12分の1まで激減して、安心して日常生活を送れるまでに回復されています。

症状名と詳細

症状名:急性腰痛症(ぎっくり腰)、左股関節痛、慢性腰痛・肩こり、めまい、腕の痛み
詳細:重い荷物の持ち上げによる急性腰痛と左股関節の激痛(歩行障害)。それに伴う首肩の過緊張、めまい、腕の痛み

患者さんの初来院時の主訴

「喉にずっと何かが引っかかっていてツバを飲むのも辛く、みぞおちや胃が触るだけでも痛い。夜横になると痛くて眠れず、夜勤後も寝られない。

あらゆる病院で胃カメラやMRIを受けても『異常なし』で薬も効かない。これまでの人生で一番辛い状況なので、なんとか原因を突き止めて安心して暮らせる身体に戻りたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む胃や喉だけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活や夜勤・事務作業中に常に重力を受けている立ち姿や姿勢の歪みから、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や自律神経のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、喉の詰まり感や激しい胃痛を引き起こしている本当の原因が、内臓そのものではなく「胸椎(背骨)の歪みと、身体の土台である骨盤・腰の深部筋力の著しい低下」にあることを特定しました。

 

原因がはっきり特定されたことで強い希望を抱いていただき、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で正しく取り組んでいただく自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて施術を開始しました。

 

日常での身体の使い方のコツを学び、体操を継続していただいた結果、胃やみぞおちの痛みがみるみる和らぎ、食後や夜間の激痛が消失していきました。

 

約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台と胸椎の歪みが整ったことで自律神経への圧迫が解消され、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、12錠近く飲んでいたお薬が12分の1へ減薬され、喉の不快感や飲み込みづらさもほぼゼロとなる完治の状態を迎えられました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 5% 40% / 30% 65% / 60% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 20% 40% / 45% 70% /70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、胃カメラで「異常なし」と言われた喉のつまりと激しい胃痛が劇的に改善したのか?――【構造・機能の視点】胸椎・骨盤の歪みと「L字固定」が招く自律神経圧迫と消化器官への過剰負荷

病院で胃カメラやCT、MRIを受けても「異常なし」と言われ、胃薬すら効かなかった最大の理由は、原因が「胃や喉の組織の病変」ではなく、「背骨(胸椎)と土台(骨盤)の歪みによる自律神経の乱れ」にあったためです。

 

T・M様は、デスクワークや立ち仕事、夜勤などの不規則な負担により、身体の土台を支える腰の深部や骨盤の筋力が初診時に著しく低下していました。

 

土台が崩れると、重力に対して倒れないよう、背中や胸椎周りの筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせようとします。

 

実は、胃やみぞおちなどの消化器官をコントロールする自律神経(交感神経)の束は、ちょうど背骨の「胸椎」の隙間から出ています。

 

身体が「L字固定」を起こして胸椎が激しく歪み、周囲の筋肉が硬直すると、この自律神経が常時強い圧迫を受け続けることになります。

 

その結果、胃の運動機能や知覚が異常を起こして「触れるだけで痛い機能性ディスペプシア」を生み出し、さらに喉の食道周囲の筋緊張を引き起こして「詰まり感・ヒステリー球」を発生させていたのです。

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる胃や喉だけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した胸椎や筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台と背骨が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、胸椎からの自律神経圧迫が完全に消え去り、胃や喉の過緊張状態が根底から解除されます。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、大量の薬でも治らなかった人生最悪の苦痛からもしっかりと解放されるのです。

 

病院の検査で異常がないと言われた時こそ、骨格の歪みと自律神経の関係を疑うことが根本回復への最短ルートとなります。骨格軸を立て直せば、薬に頼ることなく、ぐっすり眠れて安心して暮らせる健康な身体を取り戻すことができます。

小山整骨院