【院長の解説】なぜ、ブレーキを踏み込むと「涙が出るほどの激痛」が走ったのか?――【構造・機能の視点】自律神経の緊張と姿勢の崩れが招く、隠れた骨格軸の乱れ

患者様プロフィール

70代 女性 N・N様
職業:無職

来院理由

病院で重症のヘルニア・狭窄症と診断され、湿布や薬で対処していたものの根本的に良くならず 、昔からの姿勢の悪さや、ストレスによる自律神経の乱れ、さらに再発への強い不安から当院へお越しになりました。

どんな患者様の症例なのか?

椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・股関節痛を併発し、車の運転時(特にブレーキ操作)に涙が出るほどの激痛に襲われていた状態から、当院の骨格軸再構築により普通の生活を完全に取り戻した症例です。

症状名と詳細

症状名:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛 、股関節痛
詳細:車を運転すると足の付け根(股関節周辺)が激しく痛み、特にアクセルやフットブレーキを踏み込む瞬間に涙が出るほどの鋭い激痛が走る状態でした。

患者さんの初来院時の主訴

「昔から姿勢が悪く、ストレスも多くて自律神経が悪い。車を運転してフットブレーキを踏むときは、涙が出るほど足の付け根が痛くて本当に辛いので、元の普通の生活に戻りたい 」

腰椎椎間板ヘルニア

施術内容と経過

施術内容

痛む足の付け根だけを見る部分治療ではなく、全身の重力コントロールを評価。ベッドの上でのその場しのぎの治療を排し、正しい姿勢と重心制御を身につけるための「自己矯正体操(運動指導)」と「無痛整体」を徹底しました。

良くなっていくまでの過程

最初の一ヶ月間は目に見えた効果が分かりませんでしたが、指導を信じて自宅での体操と無痛整体を根気強く継続し、約15週間後の検査を迎える頃には、腰の深部筋力および骨盤・股関節の保持力が左右ともに100%の正常値へと完全復活を遂げ、いつの間にかフットブレーキ時の激痛を全く感じなくなり、普通の生活へ戻ることができました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 5% / 5% 10% / 20% 40% / 50% 90% / 100%
骨盤〜股関節:左 / 右 5% / 5% 20% / 20% 40% / 80% 80% / 90%
立位でおじぎ検査 10% 30% 40% 90%
歩行バランス検査 10% 20% 60% 80%
症状の回復総合値 0% 20% 50% 90%(ほぼ完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、ブレーキを踏み込むと「涙が出るほどの激痛」が走ったのか?――【構造・機能の視点】自律神経の緊張と姿勢の崩れが招く、隠れた骨格軸の乱れ

病院での湿布や薬だけで痛みが引かなかったのは、フットブレーキを踏み込むという動作が、床面からの強い反発力をダイレクトに制御する「骨格の力学そのもの」だからです。

 

N・N様は昔からの姿勢の悪さに加え、ストレスや自律神経の乱れから無意識に全身の筋肉をギチギチに固める癖(L字固定)が染み付いていました。

 

初診時の検査では、腰の深部や股関節を支える保持力がわずか「5%」と壊滅的な状態。この崩壊した土台のまま硬いペダルを踏み込もうとすると、地面からの反力を骨格軸で上へ逃がすことができず、すべて「足の付け根(股関節)」への急激な局所負荷として直撃し、涙が出るほどの激痛を招いていたのです。

 

最初の一ヶ月は変化が薄くとも、根気強く正しい「無痛整体」と「軸入れの体操」を続けたことで 、骨盤が100%の安定を取り戻し、いつの間にか痛みから完全に解放されました。

小山整骨院