【院長の解説】なぜ、漢方薬を飲み続けても顎や肋骨の痛みが消えなかったのか?――【構造・機能の視点】猫背と片噛みの癖が招く、全身のねじれと過剰な重力負荷

患者様プロフィール

K・K様(40代・女性)
職業:給食調理員(肉体労働・立ち仕事)

来院理由

右側で噛む癖や猫背、給食調理仕事によるストレスや重労働から、顎の痛みに加えて3年前から肋間神経痛(右肋骨痛・呼吸痛)を発症していました。

 

病院でMRI検査を受けて漢方薬を処方され、薬だけをもらいに通う日々が続いていましたが、薬に頼り続ける状態から抜け出したいと考え、当院へご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

給食調理での重い物を持つ作業や立ち仕事、片噛みの癖により、顎関節症の痛みと3年前からの肋間神経痛に悩み、漢方薬で痛みを抑えていた40代女性の症例です。

 

痛む患部である顎や肋骨だけを凝視する病院の治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

長年治らなかった頑固な顎の痛みがしっかりと解放されただけでなく、薬で抑えていた肋間神経痛や肩こりまでいつの間にか改善し、姿勢まで若返るほどの回復を遂げられています。

症状名と詳細

症状名:顎関節症、肋間神経痛、肩こり、呼吸痛
詳細:物を噛む際や口を開ける際の顎の痛み、呼吸をするたびに走る右肋骨の痛み、慢性の激しい肩こり。さらに、腰痛、だるさ、イライラ、PMSといった全身の不調を併発していました。

患者さんの初来院時の主訴

「給食調理で重い物を持ったり片側で噛む癖のせいか、顎が痛くて食べづらく、3年前からの肋間神経痛で息をするのも辛い。

病院で漢方薬をもらって抑えているけれど、この薬漬けの状態から抜け出して、根本から健康になりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む患部である顎や肋骨だけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活や立ち仕事で常に重力を受けている立ち姿から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、顎関節症や肋間神経痛を引き起こしている本当の原因が、顎や肋骨そのものではなく「腰の深部や骨盤・股関節を支える力の壊滅的な低下(土台の歪み)」にあることを特定しました。

 

ご自身の身体の歪みのメカニズムを説明し、深く納得していただいた状態から、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅での自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて治療を開始しました。

 

通うたびに骨盤のズレが修復されて姿勢が整い、約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整ったことで顎や肋骨への局所的な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、長年治らなかった頑固な顎や肋骨の激痛からもしっかりと解放され、完治の状態となって快適に過ごせるようになりました。

 

今では漢方薬を飲まなくても過ごせるほど回復し、後ろから見たご自身の姿が若返ったと大変喜んでいらっしゃいます。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 35% 65% / 60% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% / 65% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 35% 60% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 70% 100%
症状の回復総合値 0% 30% 60% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、漢方薬を飲み続けても顎や肋骨の痛みが消えなかったのか?――【構造・機能の視点】猫背と片噛みの癖が招く、全身のねじれと過剰な重力負荷

病院で漢方薬を飲み続けても痛みが根本から引かなかった最大の理由は、痛みの原因が「肋骨や顎の局所的な問題」ではなく、「身体の土台の完全な崩れと全身の過剰な力み(L字固定)」にあったためです。

 

K・K様は、給食調理での立ち仕事や重い物を持つ作業、猫背や片噛みの癖により、身体の土台を支える腰の深部や股関節の筋力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱となる土台が崩れると、体は重力に対して倒れないよう背中や胸、首や顎の筋肉をカチカチに固めて姿勢を保とうとします。

 

この全身の筋肉の緊張とねじれが、呼吸時の肋骨への圧迫(肋間神経痛)や、顎関節への強烈な局所負荷を生み出していたのです。

 

痛む患部である手首や足、そして顎だけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、胸周りや顎への過剰な力みが完全に不要になります。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、長年治らなかった頑固な顎や肋骨の激痛からもしっかりと解放されるのです。

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、薬に頼ることなく、姿勢も若返り、毎日を晴れやかに過ごせる本来の健康な身体を取り戻すことができます。

小山整骨院