【院長の解説】なぜ、整形外科で4年間注射や電気治療を続けても「変形性膝関節症・歩き始めの激痛・クキッとする関節のズレ」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】膝を庇う姿勢による骨盤の歪みと「L字固定」が招く、膝関節への持続的ねじれ過荷重と運動連鎖エラー

患者様プロフィール

K・Y様(70代・女性)
職業:無職(主婦)

来院理由

4年前から膝痛が発症し 、整形外科を受診してレントゲンやMRI検査を受けました

 

半月板損傷や変形性膝関節症と診断され 、病院で電気治療や注射、湿布、痛み止め・血流促進・消炎剤などの薬を処方され、月に4回通院を続けていました

 

しかし症状は一向に改善せず、歩き始めに激痛が走り、膝が「クキッ」と嫌な音を立ててズレるような感触や、家の中で一歩一歩膝を曲げて歩くだけで激しい痛みが走る状態に陥っていました。

 

膝を庇うことで立ち姿や姿勢もどんどん悪くなり、外出するのも控えがちになって憂鬱な毎日を過ごされていた中 、「膝を庇う悪循環を止め、根本から歩行を楽にしたい」と当院へご来院されました

どんな患者様の症例なのか?

4年前からの変形性膝関節症・半月板損傷により 、歩き始めの激痛 、膝の「クキッ」とする引っかかり感・ズレ感 、家の中での屈曲歩行痛に苦しみ 、出歩くことを諦めかけていた70代女性(主婦)の症例です

 

病院で電気や注射、湿布、薬を4年間受けても根本改善には至りませんでした

 

痛む膝だけにアプローチする表面的な対症療法とは異なり、重力下での全身の骨格バランス(膝を庇うことによる骨盤のズレと深部筋力の脱力)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体とお教えした体操(自己矯正体操)を素直に継続された結果 、骨盤や腰の深部筋力が100%近くまで完全復活 。膝のズレ感や屈曲痛が解消し 、膝を気にせずスムーズに力強く歩ける健康な日常を取り戻されています

症状名と詳細

症状名:変形性膝関節症(膝関節屈曲歩行痛・歩き始め激痛) 、半月板損傷既往 、膝関節不整(クキッとする関節引っかかり感・ズレ感) 、庇い動作による姿勢異常(骨盤歪み・歩行バランス障害) 、廃用性外出抑制

詳細:4年前から持続する膝関節の屈曲時歩行痛および歩き始めの鋭い動作痛 。膝関節を曲げて踏み込む際の一歩一歩の激痛と 、関節が「クキッ」とズレる不安定感 。痛みを庇う長年の不良姿勢に伴う骨盤歪みと腰部・股関節深部筋力の著しい低下

患者さんの初来院時の主訴

「4年前から膝が痛くて 、病院で注射や電気、薬を何年も続けているのに全然良くならない

歩き始めに激痛がして膝がクキッとするし 、家の中で一歩一歩歩くのも膝を曲げると痛くて出歩くのも嫌になってしまった

痛む膝をごまかす治療ではなく、身体の仕組みから理解して姿勢とバランスを根本から治し、昔のように楽に歩けるようになりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む膝だけに電気を当てたり注射を打つ病院の治療とは異なり 、まずは日常生活や家事動作の中で常に重力を受けている立ち姿や歩行姿勢から、全身の骨格バランス(膝を庇う姿勢・骨盤の歪み)を徹底して検査しました

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や神経のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただくお教えした体操(自己矯正体操・運動指導・身体の仕組みの理解)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、歩き始めの激痛や「クキッ」とする膝のズレ感を引き起こしている本当の原因が 、半月板や軟骨の摩耗そのものだけでなく 「膝の痛みを庇って歩くことで生じた骨盤の著しいズレと 、腰の深部や股関節を支える筋力の著しい低下(土台の完全な崩壊)」にあることを特定しました

 

身体の仕組みと骨盤の連鎖について丁寧にお伝えし 、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただくお教えした体操(運動指導)を組み合わせて施術を開始しました

 

お教えした体操をご自宅でコツコツ継続していただいた結果 、歩き始めの緊張が和らぎ、家の中での一歩一歩の曲げ伸ばし痛が着実に減少していきました

 

通院を重ねた結果、5回目の検査時には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が90%〜100%へと大幅な回復を遂げました。

 

土台が整い膝関節への偏った過荷重やねじれが消滅したことで、当院の無痛整体とお教えした体操の効果により 、あんなに苦しかった「クキッ」とする違和感や歩行時の激痛が解消し 、以前よりずっと楽に歩ける完治の状態へ回復 。姿勢も綺麗になり、安心して外出を楽しめる毎日を取り戻されました

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

 

検査項目(正常値:100%) 初診時点 約3週間後 約9週間後 約15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 90%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% / 65% 90% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 90%

 

院長の解説

【院長の解説】なぜ、整形外科で4年間注射や電気治療を続けても「変形性膝関節症・歩き始めの激痛・クキッとする関節のズレ」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】膝を庇う姿勢による骨盤の歪みと「L字固定」が招く、膝関節への持続的ねじれ過荷重と運動連鎖エラー

病院で電気、ヒアルロン酸注射、湿布、薬などを4年間受けても膝の激痛やズレ感が治らなかった最大の理由は 、原因が「半月板や膝軟骨の傷・すり減り」だけでなく 、「痛む膝を庇うことで骨盤(土台)が歪み、歩行のたびに不自然なねじれ破壊力が膝へ加わり続けていたこと」にあったためです

 

K・Y様は、4年前の初期の痛みを庇って歩くうちに 、身体の土台を支える腰の深部や骨盤・股関節の保持力が初診時に著しく低下していました

 

大黒柱である土台(骨盤)が傾いた状態で歩こうとすると、重心軸がブレて体重が膝の内側や特定の一点へ偏って突き刺さります。

 

身体は重力に対して倒れないよう、腰、お尻、太もも、膝周りの筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり突っ張らせて身体を支えようとします。

 

この「L字固定」が起きている状態で立ち上がったり、家の中で膝を曲げて一歩一歩踏み出したりすると 、関節内で半月板や骨同士が不自然な角度で衝突・引っかかりを起こし 、歩き始めの激痛や「クキッ」と音が鳴るズレ感を生み出していたのです 。また、膝を痛がって出歩かなくなることでさらに体幹・骨盤の筋力が衰える悪循環に陥っていました

 

土台が崩れて膝関節にねじれ力が加わり続けている状態のまま、膝の中に注射を打ったり電気を当てたりしても 、一歩踏み出すたびに加わる物理的な剪断力(ねじれ摩擦)は消えないため、4年間治療を続けても改善しないのは力学的に当然のことでした

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる膝関節だけを凝視する一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、身体の仕組みを学んでいただき、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただくお教えした体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、重心軸が整って全身の「L字固定」が完全に解除され、膝関節への持続的なねじれ圧迫が綺麗に消え去ります。

 

当院の無痛整体とお教えした体操を続けたことで 、4年間治らず出歩くのも控えていた変形性膝関節症であっても 、以前よりずっと楽にスイスイ歩ける健康な身体を取り戻すことができるのです

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直してご自身でセルフケアを続けていけば 、膝を庇う悪循環を断ち切り、出かける楽しさに満ちた最高の日常を取り戻すことができます

膝痛・変形性膝関節症について詳しくはこちら

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