【院長の解説】なぜ、家で体幹トレーニングをしていても膝の痛みが治らなかったのか?――【構造・機能の視点】骨格の芯から外れた重心が招く、成長期の過剰な局所負荷

患者様プロフィール

S・O様(10代・男性)
職業:学生(サッカー選手)

来院理由

サッカーの練習や試合の後に膝や足の痛みを強く訴えるようになり、ご両親が心配してネットで検索したところ当院を知りました。

 

通院距離があったため最初は迷われましたが、本人の「やってみたい」という強い希望があり、痛みが出ない身体作りを目指してご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

週3回のサッカー練習や試合後に膝・かかと・ふくらはぎの激しい痛みに襲われ、大好きなサッカーを思い切りプレーできなくなっていた10代男性の症例です。

 

痛む患部である膝や足だけを凝視する一般的な治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院のアプローチにより、激しい運動後の痛みも生じなくなり、今では膝の痛みを訴えることもなく元気にフィールドを駆け回れるまでに回復されています。

症状名と詳細

症状名:オスグッド・シュラッター病、膝・かかと・ふくらはぎの痛み
詳細:シャトルランやサッカーの練習後に生じる右膝の痛み、右太もも中央の痛み、右ふくらはぎやかかとの張り。

患者さんの初来院時の主訴

「サッカーの練習や試合の後に右膝や太もも、ふくらはぎが痛くなって辛い。

家で体幹トレーニングをしているけれど痛みが引かず、大好きなサッカーを全力でやりたいのに思い通りに動けないのが悔しい」

施術内容と経過

施術内容

痛む患部である膝や足だけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活やスポーツ現場で常に重力を受けている立ち姿から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、膝や足の痛みを引き起こしている本当の原因が、脚そのものではなく「骨格の芯に重心が乗っていないこと(土台の歪み)」にあることを特定しました。

 

ご自身の身体の歪みのメカニズムを説明し、納得していただいた状態から、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅での自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて治療を開始しました。

 

教えていただいた簡単な運動を自宅でも継続していただくことで徐々に痛みが軽減し、約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整ったことで膝や足への局所的な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、膝の痛みを言うことが全くなくなり、かかとやふくらはぎの張りも綺麗に解消されました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 35% 65% / 60% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 35% / 35% 60% / 65% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、家で体幹トレーニングをしていても膝の痛みが治らなかったのか?――【構造・機能の視点】骨格の芯から外れた重心が招く、成長期の過剰な局所負荷

一般的にオスグッドや膝の痛みは「成長痛」や「筋肉の硬さ」が原因とされ、ストレッチや筋トレで解決しようとされがちです。

 

しかし、どれほど体幹トレーニングを行っても痛みが引かなかったのは、根本的な原因が「骨格の芯に重心が乗っていないこと」にあったからです。

 

S・O様は、初診時の検査で腰の深部や股関節を支える保持力が著しく低下していました。

 

土台となる骨盤や股関節が不安定なままサッカーのような激しい運動を行うと、着地やストップの全衝撃が骨格で吸収できず、すべて膝の下(オスグッド病変部)やふくらはぎへ直接突き刺さってしまいます。

 

痛む患部である手首や足、そして膝だけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、膝や太ももへの過剰な力みが完全に不要になります。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、繰り返していた膝や足の痛みがしっかりと解消されるのです。

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、痛みや張りに悩まされることなく、思い切り大好きなスポーツに打ち込める本来の健康な身体を取り戻すことができます。

小山整骨院