【院長の解説】なぜ、病院の検査で「異常なし」と言われ薬を飲むだけだった「30年来の頭痛(前頭痛・寝込み)」が根本改善したのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、頚椎への持続的過荷重と頭部血管・自律神経の圧迫

患者様プロフィール

N・H様(40代・女性)
職業:接客業(立ち仕事)

来院理由

小学生の頃から30年近く慢性的な頭痛(特に前頭痛)や歯痛、胃腸の不調に悩まされており、来院の2週間前からは頭痛が一段と悪化して週末になると激しい痛みと疲労で寝込んでしまう状態が続いていました

 

内科、歯科、脳神経外科を受診し、MRI、CT、レントゲン等の精密検査を受けましたが異常は見当たらず、「自律神経失調症(ストレスによるもの)」と診断され、痛み止め薬を処方されるのみで根本的な改善には至りませんでした

 

接客業での立ち仕事による立位・座位のだるさや、30年来コンプレックスだった猫背・立位での右重心の歪みにも悩み、「体質だと諦めていたけれど、薬に頼らず頭痛の根本原因を突き止めて治し、子供の学校行事や日常生活を笑顔で過ごしたい」と当院へご来院されました

どんな患者様の症例なのか?

小学生時代から30年近く続く頑固な頭痛(前頭痛)、自律神経失調症(原因不明の歯痛・胃痛・慢性疲労)に苦しみ、脳神経外科の検査(MRI・CT等)で「異常なし・ストレス性」と診断されて痛み止めをもらうだけで、週末や学校行事のたびに激しい頭痛で寝込んでいた40代女性(接客業)の症例です。

 

30年近く猫背や立ち姿に強いコンプレックスを抱き、身体の弱さは生まれつきの体質だと諦めかけていました。

 

痛む頭だけに痛み止めを投与する表面的な対症療法とは異なり、重力下での全身の骨格バランス(骨盤の歪みと深部筋力、頚椎への負荷、自律神経への影響)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体とお教えした体操(自己矯正体操)の継続により、30年来の猫背や立ち姿が劇的に改善。頑固な頭痛が激減して減薬に成功し、週末や長時間の学校行事(卒業式・入学式・参観日)でも頭痛で寝込むことなく、元気に家事や仕事、食事を心から楽しめる健康な身体を取り戻されています

症状名と詳細

症状名:頚性頭痛・前頭部痛(30年来の慢性頭痛・寝込み障害)、自律神経失調症(胃痛・歯痛・易疲労性症候群)、姿勢異常(猫背・立位右重心偏位・骨盤歪み)、頚肩部筋膜性疼痛

詳細:小学生期から30年近く持続する前頭部の激しい頭痛、原因不明の歯痛、胃痛および胃腸の不調。立位・座位における持続的な倦怠感および週末・学校行事後の頭痛発作・寝込み障害。接客業(立ち仕事)での右重心偏位および長年の猫背に伴う骨盤・頚椎の歪みと深部筋力の著しい低下

患者さんの初来院時の主訴

「小学生の頃から頭痛や胃痛、歯痛が続いていて、病院でMRIやCTを撮っても『異常なし・ストレス』で痛み止めをもらうだけ

週末になると頭痛と疲れで寝込んでしまい、子供の学校行事に出るのも不安でたまらない

30年近く猫背や立ち姿にコンプレックスがあり体質だと諦めていたけれど、身体の歪みを根本から治して、頭痛薬を手放し家族と元気に笑って過ごせるようになりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む頭だけに痛み止めを出す病院の治療とは異なり、まずは日常生活や接客業での立ち仕事中に常に重力を受けている立ち姿や姿勢の歪み(立位右重心・猫背)から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や自律神経・神経伝達のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただくお教えした体操(自己矯正体操・運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、30年来の頭痛や胃痛、寝込むほどの自律神経症状を引き起こしている本当の原因が、ストレスそのものだけでなく「長年の猫背や右重心による骨盤・背骨の著しい歪みと、腰の深部・骨盤を支える筋力の著しい低下(土台の完全な崩壊)」にあることを特定しました。

 

歪んだ姿勢によって日常で必要以上に無駄な力を使って頭部へ過剰な負荷がかかっているメカニズムをお伝えし、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただくお教えした体操(運動指導)を組み合わせて施術を開始しました。

 

お教えした体操をご自宅でコツコツ継続していただいた結果、意識せずとも立ち姿や猫背が自然と改善され、あんなに頑固だった頭痛の頻度が激減してスムーズに減薬できるようになりました。

 

約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました

 

土台が整い頚椎や自律神経への過剰な重力ストレスが消滅したことで、当院の無痛整体とお教えした体操の効果により、週末や長時間の学校行事(卒業式や入学式)の後でも頭痛で寝込むことがなくなり、完治の状態で食事も家事も美味しく楽しくこなせる素晴らしい日常を取り戻されました

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

 

検査項目(正常値:100%) 初診時点 約3週間後 約9週間後 約15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% / 65% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

 

院長の解説

【院長の解説】なぜ、病院の検査で「異常なし」と言われ薬を飲むだけだった「30年来の頭痛(前頭痛・寝込み)」が根本改善したのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、頚椎への持続的過荷重と頭部血管・自律神経の圧迫

病院でMRIやCTを撮っても異常がなく、「ストレスによる自律神経失調症」と診断されて痛み止め薬を飲むだけでは頭痛が治らなかった最大の理由は、原因が「脳そのものの病変」ではなく、「骨盤(土台)の歪みと右重心によって、頚椎と頭部への血管・神経が24時間体制で物理的に圧迫されていたこと」にあったためです

 

N・H様は、長年の不良姿勢や接客業での立ち仕事(右重心)により、身体の土台を支える腰の深部や骨盤の保持力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱である土台(骨盤)が傾き、猫背で頭部が前方へ突き出た状態になると、重い頭を支えるために身体は重力に対して倒れないよう、首、背中、後頭部の筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせて支えようとします

 

この「L字固定」が常態化すると、首から後頭部・頭頂部・前頭部へと走行する神経や血管が万力のように締め付けられ、慢性的な激しい「前頭痛」や頭部の締め付け感を生み出していたのです

 

さらに、首や背骨の隙間を通る自律神経(交感神経・副交感神経)のネットワークが圧迫されることで、胃腸の蠕動運動が乱れて「胃痛」を誘発し、三叉神経の緊張から「原因不明の歯痛」まで併発させていました。

 

また、歪んだ骨格を無理に支えるために全身の筋肉が常に余計なエネルギーを浪費し続けるため、学校行事や立ち座りだけで激しい倦怠感が生じ、週末に寝込んでしまう悪循環に陥っていました。

 

土台(骨盤)が崩れて血管や神経が物理的に圧迫されたまま痛み止め薬を飲んでも、重力による物理的な締め付け構造は消えないため、薬が切れれば頭痛がぶり返すのは当然のことでした。

 

痛む頭だけにアプローチする一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉や自律神経の過緊張を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただくお教えした体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、猫背や右重心が自然と解消し、全身の「L字固定」が完全に解除されて頭部への血流と自律神経の正常な働きが回復します。

 

当院の無痛整体とお教えした体操を続けたことで、30年間体質だと諦めていた頑固な頭痛であっても、減薬でき寝込まない身体へと根本から生まれ変わることができるのです。

 

頭痛の原因は頭や体質だけにあるのではないため、骨格軸を立て直して身体を優先したセルフケアを行えば、鏡を見るのが楽しくなる美しい姿勢を手に入れ、家族との行事や毎日の生活を心から楽しめる健康な日常を取り戻すことができます

頭痛について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

小山整骨院