【院長の解説】なぜ、姿勢の歪み(猫背・背骨の左傾き)から「重度の首肩こり・右側の痛み」が悪化していたのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、頚椎への持続的過荷重と上半身の代償的筋緊張

患者様プロフィール

N・T様(40代・男性)
職業:自営業(立ち仕事・デスクワーク・運転)

来院理由

数年前から背骨が左に傾いている感覚や猫背などの姿勢の歪みを自覚しており、数ヶ月前からは首と肩周りのコリが急激に悪化しました。

 

休憩時の不良姿勢やスマートフォンの操作、長時間のデスクワークが重なり、車の運転中には無意識のうちに身体が左へ傾いてしまう状態に。

 

さらに、猫背による前傾姿勢で顎が前に突き出てしまい、身体の右側に強い痛みが走るなど、日常生活に支障が出るレベルの重症状態に達していました

 

「その場しのぎの対症療法ではなく、根本的な原因の改善を目指す」という当院の治療方針に惹かれ、Webサイトを見つけてご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

自営業での立ち仕事や長時間のデスクワーク、スマホ操作、運転時の偏った姿勢により、数年前からの背骨の左傾斜・猫背と、日常生活に支障をきたすほど悪化した重度の首肩こり(右側の痛み)に悩まされていた40代男性の症例です

 

一時しのぎのマッサージや対症療法では改善しない姿勢の歪みに対し、重力下での全身の骨格バランス(猫背・骨盤の歪み、右股関節の可動域制限、深部筋力)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体とお教えした体操(自己矯正体操)の継続実践により、骨盤や腰の深部筋力・股関節可動域が100%まで完全復活。運転時の身体の傾きや猫背・前傾姿勢が根本から改善し、日常生活を脅かしていた重度の首肩こりや右側の痛みから解放されて、非常に高い満足感とともに健康な日常を取り戻されています

症状名と詳細

症状名:胸椎後弯症・猫背(頭部前方突出・前傾姿勢・背骨の左傾斜)、慢性重度首こり・肩こり(右頚肩部痛)、右股関節可動域制限、慢性腰部筋力不全、姿勢異常(骨盤歪み)

詳細:数年前から自覚している背骨の左側への傾き、猫背、前傾姿勢および顎の前方突出。数ヶ月前から悪化し日常生活に支障をきたしていた首・肩周りの強い凝りと右側の激しい痛み。車の運転時に体が左に大きく傾く骨格軸の歪みと、右股関節の著しい可動域制限(初診時可動域わずか5cm)

患者さんの初来院時の主訴

「数年前から背骨が左に傾いて猫背になり、数ヶ月前から首と肩のコリが異常に酷くなって右側が痛くてたまらない

運転中も体が左に傾いてしまい、前傾姿勢で顎が前に出て姿勢が崩れているのが自分でも分かる

その場しのぎのマッサージではなく、背骨や猫背という根本的な原因をしっかり治して、日常生活や仕事を快適にこなせる体になりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む首や肩周りだけを凝視して揉みほぐす一般的な対症療法とは異なり、まずは日常生活や自営業での立ち仕事、運転・デスクワーク中に常に重力を受けている立ち姿や着座姿勢から、全身の骨格バランス(猫背・背骨の左傾き・骨盤の歪み・重心軸)を徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や神経のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただくお教えした体操(自己矯正体操・運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、重度の首肩こりや右側の痛みを引き起こしている本当の原因が、首や肩そのものではなく「長年の猫背やデスクワークによる骨盤の著しい歪み、背骨の左傾斜、右股関節の可動域制限(土台と軸の完全な崩壊)」にあることを特定しました

 

根本原因を取り除く治療方針を丁寧にお伝えし、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただくお教えした体操(運動指導)を組み合わせて施術を開始しました。

 

お教えした体操をご自宅でコツコツ実践していただいた結果、運転時の身体の傾きや前傾姿勢が自然と整い、首や肩の頑固な凝り・痛みが着実に軽減していきました。

 

通院を重ねた結果、骨盤・股関節や腰の深部の筋力、可動域が左右共に100%へと完全復活を遂げました

 

土台が整い背骨の軸が直立して猫背が解消されたことで、頚椎や肩周りへの過剰な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体とお教えした体操の効果により、日常生活に支障をきたしていた重度の首肩こりや姿勢の傾きからもしっかり解放され、完治の状態で快適にお仕事を続けられています

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

 

検査項目(正常値:100%) 初診時点 約3週間後 約9週間後 約15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% / 65% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

 

院長の解説

【院長の解説】なぜ、姿勢の歪み(猫背・背骨の左傾き)から「重度の首肩こり・右側の痛み」が悪化していたのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、頚椎への持続的過荷重と上半身の代償的筋緊張

日常生活に支障が出るほどの首肩こりや右側の痛みが悪化していた最大の理由は、原因が「首や肩の局所的な筋肉疲労」だけではなく、「骨盤(土台)の歪みと背骨の左傾斜・猫背によって、重力が上半身へ偏って集中していたことにありました

 

N・T様は、自営業での立ち仕事に加え、長時間のデスクワークやスマホ操作、運転時の偏った姿勢により、身体の土台を支える腰の深部筋力(右20%)や右股関節の可動域(初診時可動域わずか5cm)が著しく低下していました。

 

大黒柱である土台(骨盤)が傾いて背骨が左へ傾斜し、猫背で頭部が前方へ突き出た(前傾姿勢・顎の前方突出)状態になると、身体は重力に対して倒れないよう、背中、肩、首の筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせて支えようとします。

 

この「L字固定」が常態化すると、左に傾いた骨格のバランスを釣り合わせるために、身体の右側の頚肩部筋肉に24時間体制で逃げ場のないすさまじい引っ張り力(張力)が加わり続け、耐え難い重度の首肩こりや右側の激痛を引き起こしていたのです。

 

土台(骨盤)が崩れて背骨が傾き、猫背になったまま痛む首や肩だけを揉みほぐしても、立ち上がって座った瞬間に重力による物理的な引っ張り圧迫が再び加わるため、その場しのぎの対症療法で終わってしまうのは当然のことでした。

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる首や肩だけを凝視する一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で歪みを自分で矯正・修正していただくお教えした体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、全身の「L字固定」が完全に解除され、猫背が美しく伸びて頚椎や右側の肩周りへの持続的な引っ張りストレスが綺麗に消え去ります。

 

当院の無痛整体とお教えした体操を続けたことで、日常生活に支障が出ていた重度の首肩こりや猫背、姿勢の傾きであっても、根本から改善することができるのです

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直して正しい姿勢とバランスを維持できれば、仕事も生活も痛みを気にせず快適に過ごせる健康な日常を取り戻すことができます

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