【院長の解説】なぜ、35年間どこへ行っても「胸郭出口症候群とストレートネック」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】前かがみ姿勢と土台崩れが招く、頸椎・胸郭への過剰な重力負荷

患者様プロフィール

Y・K様(50代・女性)
職業:主婦(家事・前かがみ動作が多い)

来院理由

35年前に胸郭出口症候群やストレートネックと診断され、整形外科や整体、カイロプラクティックを巡るも改善せず放置していました。

 

しかし、数年前から首が回りにくくなり、手先のしびれやぎっくり腰を繰り返すようになり、「このままでは将来大変なことになる」と強い不安を感じて当院のホームページを見つけご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

19歳の頃にストレートネックや胸郭出口症候群と診断されて以来、35年もの間、首・肩・肩甲骨の痛みに悩み続けていた50代女性の症例です。

 

痛む患部である首や肩だけを凝視する病院やマッサージの治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

他院で何をしても変わらず諦めていた状態から、長年の激痛や手先のしびれからもしっかりと解放され、今では姿勢も美しく整い、将来の不安なく快適な日常を送られています。

症状名と詳細

症状名:胸郭出口症候群、ストレートネック、首・肩・肩甲骨の痛み、手先のしびれ
詳細:19歳からの慢性的な首・肩・左肩甲骨の強い痛みと頭痛。近年悪化した首の可動域制限(回りにくさ)、左手先の鋭いしびれ、および繰り返し発生するぎっくり腰。

患者さんの初来院時の主訴

「35年前にストレートネックと胸郭出口症候群と言われてからずっと首や肩が痛く、どこへ行っても治らないので諦めていた。

最近は手先もしびれて首も回らなくなり、ぎっくり腰まで繰り返すようになって将来が本当に不安。なんとか根本から身体を作り直したい」

施術内容と経過

施術内容

痛む患部である首や肩だけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活や家事の中で常に重力を受けている立ち姿や姿勢の癖から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査と画像評価により、長年の激痛やしびれを引き起こしている本当の原因が、首や肩そのものではなく「腰の深部や股関節を支える筋力の著しい低下と、前かがみ姿勢による骨盤の歪み(土台の崩れ)」にあることを特定しました。

 

ご自身の身体の使い方や歪みの数値をデータで確認して深く納得していただいた状態から、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅での自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて治療を開始しました。

 

日常の歩き方や座り方の癖を正し、プログラムされた体操を主体的に継続していただいた結果、骨盤の位置が正常に戻り、約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整ったことで首や肩への局所的な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、35年間治らなかった頑固な首の痛みや手先のしびれからもしっかりと解放され、完治の状態となって前かがみの姿勢も美しく改善されました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 20% 40% / 45% 70% / 70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 100%
症状の回復総合値 0% 30% 60% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、35年間どこへ行っても「胸郭出口症候群とストレートネック」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】前かがみ姿勢と土台崩れが招く、頸椎・胸郭への過剰な重力負荷

整形外科や整体、カイロプラクティックに通っても痛みが引かず、手先のしびれやぎっくり腰まで併発していた最大の理由は、痛みの原因が「首の骨の形(ストレートネック)や胸郭の局所問題」ではなく、「身体の土台の完全な崩れ」にあったためです。

 

Y・K様は、日常的な前かがみ姿勢などの影響により、身体の土台を支える腰の深部や股関節の筋力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱となる土台が傾いている状態では、重力に対して背中や首、胸周りの筋肉をギチギチに緊張させて(L字固定)無理やり頭部を支えようとします。

 

この全身の緊張とねじれが、首から腕へと伸びる神経や血管の通り道(胸郭出口)を強く圧迫して手先のしびれを引き起こし、ストレートネックの状態で首や肩甲骨に強烈な局所負荷を集中させていたのです。

 

痛む患部である手首や足、そして首や肩だけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、首や肩、胸周りへの過剰な力みが完全に不要になります。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、35年間治らなかった頑固な胸郭出口症候群の痛みがしっかりと解放されるのです。

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、長年悩んだ痛みやしびれから解放され、将来への不安のない健康的で美しい身体を取り戻すことができます。

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