【院長の解説】なぜ、CT検査で「異常なし」と言われた足の麻痺感・腰痛が、動かしながら整える施術で治ったのか?――【構造・機能の視点】重労働による骨盤の歪みと「L字固定」が招く、腰椎・坐骨神経への持続的ストレス

患者様プロフィール

M・A様(20代・女性)
職業:言語聴覚士(医療従事者・肉体労働・パソコン仕事・立ち仕事・座位仕事)

来院理由

令和7年4月頃から、仕事で自分より体重の重い患者様を抱えたり支えたりする重労働が重なり、歩行時の腰痛や、腰をねじった時・角を曲がる際に右足が麻痺したように動かなくなる強い痺れを発症しました。

 

整形外科を受診してCT検査を受けたところ「異常なし(疲労骨折らしい痕がある)」と診断され、痛み止めを処方されるのみで症状が一向に改善されませんでした

 

階段の昇り降りの激痛、立位でのふらつき・めまい、ストレートネックによる慢性的な頭痛も重なり、知人の紹介で「実際に動きながら体を改善できる」という当院の評判を聞き、ご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

言語聴覚士として患者様を抱える重労働により、歩行時の腰痛や腰をねじった際・角を曲がる際の右足の麻痺感(痺れ)に悩み、病院で「異常なし」と言われて途方に暮れていた20代女性の症例です

 

単に横になってマッサージを受ける受動的な気休め施術とは異なり、実際に身体を動かしながら石膏のように硬直した筋肉をほぐし、重力下での全身の骨格バランス(骨盤の歪みと深部筋力)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体と動画等で再評価を行う自己矯正体操の継続により、右足の痺れや麻痺感が消えて階段の昇降が楽になり、ストレートネックによる頭痛も解消されて元気に医療現場で活躍されています。

症状名と詳細

症状名:動作時腰痛(歩行時腰痛・階段昇降痛)、坐骨神経痛(右下肢麻痺感・右足痺れ)、ストレートネック(緊張性頭痛)、内耳性めまい・立位バランス障害

詳細:歩行時や身体をひねった際、角を曲がる際に右足が麻痺したように動かなくなる下肢神経症状。自分より重い患者様の介助動作に伴う腰部過荷重と階段昇降時の痛み。ストレートネックに伴う持続的な頭痛および内耳性めまい

患者さんの初来院時の主訴

「仕事で重い患者さんを抱えてから歩くと腰が痛み、ひねったり角を曲がったりすると右足が麻痺して動かなくなる

病院でCTを撮っても『異常なし』で薬しかくれず、階段の昇り降りや頭痛も辛くて仕事に支障が出ている

マッサージでごまかすのではなく、動きながら体を根本から変えて、痺れや痛みのない体でしっかり働きたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む腰や足だけにマッサージを行う病院や一般的な治療とは異なり、まずは言語聴覚士としての肉体労働や立ち仕事・デスクワーク時に常に重力を受けている立ち姿や姿勢の歪みから、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、実際に体を動かしながら筋肉や神経のエラー信号を優しく解除する当院の無痛整体を実施しました。

 

それと同時に、患者様一人ひとりの状態に合わせた自己矯正体操(運動指導)を、動画による定期的な評価・確認を交えて一組のセットとして組み合わせて実施しました

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査とビデオでの動体評価により、右足の麻痺感や歩行時の腰痛を引き起こしている本当の原因が、腰や足そのものではなく「医療介助動作での負担による骨盤の大きな歪みと、腰の深部筋力・骨盤保持力の著しい低下(石膏のように固まった筋肉)」にあることを特定しました。

 

検査動画でご自身の体の変化を確認していただきながら納得感を持っていただき、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただく自己矯正体操(運動指導)を組み合わせて施術を開始しました。

 

お教えした体操をご自宅でもコツコツ継続していただいた結果、あんなに怖かった角を曲がる際の足の痺れや麻痺感が消失し、階段の昇り降りが驚くほど楽になっていきました。

 

約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整いストレートネックも軽減したことで頭痛やめまいも解消され、当院の無痛整体とお教えした体操の効果により、病院で異常なしと言われた激痛や麻痺感からもしっかり解放され、完治の状態で元気に言語聴覚士として患者様を支える日常を取り戻されました

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% /70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、CT検査で「異常なし」と言われた足の麻痺感・腰痛が、動かしながら整える施術で治ったのか?――【構造・機能の視点】重労働による骨盤の歪みと「L字固定」が招く、腰椎・坐骨神経への持続的ストレス

病院でCTを撮って「異常なし」と言われ、痛み止めを処方されるだけで麻痺感や腰痛が治らなかった最大の理由は、原因が「骨の変形や器質的異常」ではなく、「重労働による骨盤(土台)の歪みと、筋肉の硬直(L字固定)による重力分散エラー」にあったためです。

 

M・A様は、言語聴覚士として自分より体重の重い患者様を抱えたり支えたりする介助動作、長時間のパソコン仕事や立ち仕事により、身体の土台を支える腰の深部や骨盤の保持力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱である土台(骨盤)が傾いた状態で重労働を続けると、身体は重力に対して倒れないよう、腰や背中の筋肉を石膏やコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせて支えようとします。

 

この「L字固定」によって硬直した腰周りの筋肉が、腰をひねったり角を曲がったりする動作の際に腰椎から出る神経(坐骨神経)を強烈に締め付け、「右足が麻痺したように動かなくなる」という症状を引き起こしていたのです。また、首の骨格軸も崩れてストレートネックとなり、頭痛まで連鎖させていました

 

土台が崩れて筋肉が固まったまま静止画像(CT)を撮っても異常は見つからず、横になってマッサージを受けても立ち上がって動いた瞬間に再び重力圧迫が加わるため、根本的に治ることはありません。

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる腰や足だけにアプローチする一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを実際に動かしながら徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して石膏のように硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、全身の「L字固定」が完全に解除され、腰椎や坐骨神経への過剰な締め付けが自然と消え去ります。

 

当院の無痛整体とお教えした体操を続けたことで、病院で異常なしと言われた麻痺感や腰痛、ストレートネックの頭痛であってもしっかり解放されるのです

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、医療現場でも安心して患者様を支えられ、仕事もプライベートも全力で楽しめる健康な身体を取り戻すことができます。

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