【院長の解説】なぜ、原因不明の突然の「坐骨神経痛・右坐骨のビリビリした激痛」が起きてしまったのか?――【構造・機能の視点】長年の足底アーチ崩壊と「L字固定」が招く、骨格の芯からの重心逸脱と坐骨神経への持続的重力圧迫

患者様プロフィール

K・K様(60代・男性)
職業:電気設備保守(運転・軽作業)

来院理由

令和6年10月末(来院の約1週間前)に突然右坐骨部に強い痛みが走り、朝起き上がる際の激痛や坐骨神経痛のビリビリとした激しい痛みに見舞われました。

 

電気設備保守のお仕事での車の運転や軽作業にも支障が出始め、「特段思い当たる原因がないのになぜこんな激痛が出るのか」と強い不安を抱えていました。

 

インターネットで検索して当院のホームページを見つけ、「体の歪みや姿勢が影響している」という根本治療の説明に深く納得し、藁をも掴む思いでご来院されました

どんな患者様の症例なのか?

電気設備保守として車の運転や現場での軽作業を行い、令和6年10月末に突然右坐骨痛と朝起床時の激痛・坐骨神経痛を発症した60代男性の症例です

 

自覚のないまま長年かけて足底アーチが崩れ、骨格の芯から重心が外れていたことで、ある日限界を超えて激痛が噴き出していました

 

痛む坐骨だけに電気や湿布を行う表面的な対症療法とは異なり、重力下での全身の骨格バランス(足底アーチの崩れ、骨盤の歪み、深部筋力)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体とお教えした体操(自己矯正体操)の継続実践により、1ヶ月で痛みが大幅に軽減し、7ヶ月後には坐骨神経痛のビリビリした痛みがほとんど消失。身体のバランスと正しい姿勢を取り戻し、仕事も快適にこなせるまでに全快されています

症状名と詳細

症状名:坐骨神経痛(右坐骨部痛・ビリビリした放散痛)、起床時重度腰痛症、足底アーチ不全(重心偏位)、骨盤歪み・姿勢異常(重心軸逸脱)

詳細:令和6年10月末に発症した右坐骨部の強い痛みおよび下肢へのビリビリとした神経痛。朝起床時の起き上がり激痛。長年の偏った重心移動と足底アーチ崩壊に伴う骨格軸の逸脱、腰部・臀部への過剰な重力負荷

患者さんの初来院時の主訴

「1週間前に突然お尻の右側がビリビリと激しく痛み出し、朝起き上がるのも辛い

特別な原因が思い当たらないのに急に動けなくなって本当に困っている

体の歪みや姿勢を根本から治して、坐骨神経痛のビリビリした痛みを無くし、安心して仕事ができる体になりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛むお尻や腰だけを凝視して湿布や電気を当てる一般的な治療とは異なり、まずは日常生活や電気保守業務での運転・軽作業中に常に重力を受けている立ち姿や姿勢の歪み(足底アーチの崩れ・重心軸のズレ)から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や神経のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただくお教えした体操(自己矯正体操・運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、突然の坐骨神経痛や右坐骨痛を引き起こしている本当の原因が、坐骨そのものだけでなく「長年かけて徐々に進行した足底アーチの崩壊と骨盤の歪み、骨格の芯から重心が逸脱したことによる深部筋力・股関節保持力の著しい低下(土台の完全な崩壊)」にあることを特定しました。

 

ご自身では気づきにくい長年の歪みの癖について分かりやすく説明し、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただくお教えした体操(運動指導)を組み合わせて施術を開始しました。

 

初めは身体の歪みが強いため整体動作についていくのに苦戦されましたが、お教えした体操をご自宅でコツコツ継続していただいた結果、約1ヶ月で痛みが大幅に減少しました

 

通院を重ねた結果、4回目の検査時には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が左右共に100%へと完全復活を遂げました。

 

土台が整い骨格の芯に重心が正しく乗るようになったことで、坐骨神経への異常な重力圧迫が消滅し、当院の無痛整体とお教えした体操の効果により、7ヶ月が経過した現在では坐骨神経痛のビリビリとした痛みがほとんど出なくなり、完治の状態で元気に仕事を続けられています。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 5%~40% / 5%~30% 50% / 70% 90% / 100% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 5%~10% / 5%~10% 60% / 30% 80% / 70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、原因不明の突然の「坐骨神経痛・右坐骨のビリビリした激痛」が起きてしまったのか?――【構造・機能の視点】長年の足底アーチ崩壊と「L字固定」が招く、骨格の芯からの重心逸脱と坐骨神経への持続的重力圧迫

患者様ご自身に思い当たる原因がないにもかかわらず、突然右坐骨に耐え難い坐骨神経痛が発症した最大の理由は、「体重を受け止める土台である足底アーチの崩れと、長年の歪みの癖が限界を超えたこと」にありました。

 

K・K様は、電気設備保守での運転や軽作業、日常の立ち座りの中で、数年から数十年という長い年月をかけて少しずつ偏った重心移動を繰り返していました。

 

体重を受け止める最下層の「足底アーチ」が崩れると、ご本人の体感としては正常に思えていても骨盤が傾き、身体の土台を支える腰の深部や股関節の保持力が初診時に著しく低下してしまいます。

 

骨格の芯から重心が外れると、身体は重力に対して倒れないよう、腰やお尻、背中の筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせて支えようとします。

 

この「L字固定」の癖が何年もの間、毎日・毎分・毎秒患部にのしかかり、ついに筋肉や靭帯、関節の許容量(限界)を超えた瞬間に、右坐骨を通る神経を強烈に締め付け、「突然発症したかのような坐骨神経痛のビリビリした激痛」として噴き出したのです。

 

土台が崩れたまま痛むお尻に湿布を貼ったり電気を当てたりしても、日常の重力による物理的な過荷重構造は消えないため、根本的に治ることはありません

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなるお尻や腰だけを凝視する一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただくお教えした体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、足底から骨格の芯に重心がスッと乗り、全身の「L字固定」が完全に解除されて坐骨神経への過剰な重力圧迫が消え去ります。

 

当院の無痛整体とお教えした体操を続けたことで、長年の歪みが蓄積して限界を迎えていた坐骨神経痛であっても、ビリビリとした痛みがほとんど出なくなるまでに根本から改善されるのです

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直して正しい姿勢とバランスを維持できれば、痛みを再発させることなく、毎日を快適に安心して過ごせる健康な日常を取り戻すことができます。

坐骨神経痛について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

小山整骨院