【院長の解説】なぜ、整形外科2件でマッサージや牽引を受けても「2ヶ所の腰椎すべり症」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、すべり腰椎への過剰な重力負荷と立ち上がり時の激痛

患者様プロフィール

H・N様(60代・女性)
職業:介護事務(事務作業・パソコン仕事)

来院理由

令和5年8月頃から腰痛、右お尻の痛み、足の痛みが激化し、寝返り・座位・立位・歩行のすべてにおいて激痛が走る歩行困難な状態に陥りました。

 

過去に介護の仕事でヘルニアを発症し、その後座りっぱなしの事務職に就いたことで悪化。整形外科2件を受診して「2ヶ所の腰椎すべり症」と診断され、牽引や電気、理学療法士のマッサージを受けましたが一向に改善しませんでした。

 

ベッドから立ち上がる一歩目で激痛が走り、リハビリの先生もお手上げ状態だったため、「このままでは歩けなくなる」と不安を募らせたお娘さんがネットで見つけてくれた当院へご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

「2ヶ所の腰椎すべり症」により、寝返り・座る・立つ・歩くといった全ての動作で激痛が走り、整形外科2件でリハビリを受けても一向に改善しなかった60代女性(介護事務)の症例です。

 

ベッドからの1歩目が激痛で歩行困難になり、「一生歩けなくなるのでは」と気力を失いかけていました。

 

当院では受動的なマッサージを捨て、重力下での全身の骨格バランス(骨盤の歪みと深部筋力)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体と「自分自身で痛みのない身体を作る」自己矯正体操の継続により、痛みが解消されて見事に全快。東京の息子夫婦のもとへ1週間滞在し、自転車移動やショッピング、友人との40年ぶりの再会を思い切り楽しめるまでに完全復活を遂げられています。

症状名と詳細

症状名:腰椎すべり症(2ヶ所)、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛(右臀部痛・下肢痛)、重度歩行障害

詳細:腰椎のすべり(2ヶ所)に伴う腰・右お尻・足への鋭い激痛。寝返り時に服を引っ張らないと動けないほどの強烈な腰痛。座り姿勢(デスクワーク)での持続痛、立ち上がり1歩目の激痛、歩行困難。

患者さんの初来院時の主訴

「寝ても座っても歩いても激痛で、立ち上がりの1歩目すら激痛が走って歩けない。

病院を2件回ってマッサージや牽引を受けても全く良くならず、先生もお手上げ状態。

痛みのない身体を自分の力で作り直して、気力を取り戻し、家族や友人に会いに行けるくらい元気に歩ける身体になりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む腰やお尻だけを凝視してマッサージを行う病院の治療とは異なり、まずは日常生活や長時間のデスクワーク中に常に重力を受けている立ち姿や姿勢の歪みから、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や神経のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、すべり症の激痛や歩行困難を引き起こしている本当の原因が、すべった腰椎そのものだけでなく「過去の介護職や座り仕事による骨盤の大きな歪みと、腰の深部・股関節を支える筋力の著しい低下(土台の完全な崩壊)」にあることを特定しました。

 

「痛みの出ない体を自分自身で作る」という本質的な考え方をお伝えし、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただく自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて施術を開始しました。

 

お教えした体操をご自宅でコツコツ実践していただいた結果、寝返りや立ち上がる際の激痛が日に日に軽減していきました。

 

約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整ったことで2ヶ所の腰椎すべり部位への過剰な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、歩行困難だった激痛からもしっかりと解放され、完治の状態で東京旅行や散策を痛みな輪心から満喫できる健やかな身体を取り戻されました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35 / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% /70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、整形外科2件でマッサージや牽引を受けても「2ヶ所の腰椎すべり症」が治らなかったのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、すべり腰椎への過剰な重力負荷と立ち上がり時の激痛

整形外科2件で牽引や電気を受け、理学療法士によるマッサージやストレッチを受けても歩行困難が治らなかった最大の理由は、原因が「すべっている腰椎そのもの」だけでなく、「骨盤(土台)の歪みによって重力が腰椎へダイレクトに集中していたこと」にあったためです。

 

H・N様は、過去の介護仕事での酷使や、現在のデスクワークでの座り姿勢により、身体の土台を支える腰の深部や骨盤の保持力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱である土台(骨盤)が傾いた状態で生活していると、身体は重力に対して倒れないよう、腰やお尻の筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせて支えようとします。

 

この「L字固定」が起きている状態では、ただでなく前方へすべっている2ヶ所の腰椎に逃げ場のない強烈な重力圧迫と牽引ストレスが常時加わり続けます。

 

そのため、寝返りや座り姿勢、特に立ち上がる瞬間に固まった筋肉とすべった腰椎へ摩擦・締め付けが集中し、1歩目を踏み出せないほどの強烈な激痛を生み出していたのです。

 

土台が崩れたままベッドの上で筋肉をもみほぐしても、立ち上がった瞬間に重力で再び筋肉がコンクリートのように固まる(L字固定)ため、立ち上がり1歩目の激痛は決して消えません。

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる腰やお尻だけを凝視する一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、すべった腰椎への持続的な重力圧迫や全身の「L字固定」が完全に解除されます。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、病院でお手上げと言われた2ヶ所のすべり症や歩行困難であっても、しっかり解放されるのです。

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直してご自身で身体のメンテナンスを行っていけば、どこへでも旅行に行ける健康で自由な身体を取り戻すことができます。

脊椎すべり症・腰椎すべり症について詳しくはこちら

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