【院長の解説】なぜ、変形性股関節症の手術歴や「右足2cmの脚長差」があっても「5年来の重度腰痛」が解消されたのか?――【構造・機能の視点】脚長差による骨盤傾斜と「L字固定」が招く、腰椎への持続的ストレスと立ち始め・歩き始めの放散痛

患者様プロフィール

H・T様(60代・男性)
職業:パソコン(デスクワーク・パソコン仕事

来院理由

来院の5年前から慢性的な腰痛に悩まされ、重い鈍痛や足の痺れ、歩き始めや立ち上がり動作、前屈(おじぎ)をするたびに激痛が走る状態が続いていました

 

過去に変形性股関節症の手術を受けており、その影響で右足が2センチ短くなっていたことで身体のバランスが崩れ、長時間のパソコン仕事や運転時にも腰へ強い負担がかかっていました

 

変形性股関節症の手術歴や左右の脚長差(右足が2cm短い)からくる身体の大きな歪みを根本から整え、腰痛や痺れを気にせず過ごせる身体を取り戻したいと当院へご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

過去に変形性股関節症の手術を受け、右足が2センチ短くなったことで身体の軸が傾き、5年前から激しい腰痛や鈍痛、痺れ、立ち始め・歩き始めの激痛に苦しんでいた60代男性(デスクワーク)の症例です。

 

脚長差や股関節手術の影響による骨盤の大きな歪みに対し、痛む腰だけに湿布やマッサージを行う一般的な対症療法では改善が見られませんでした。

 

当院では重力下での全身の骨格バランス(骨盤の歪みと股関節・深部筋力)を徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体とお教えした体操(自己矯正体操)を根気強く継続された結果、立ち始めや歩き始めの痛みが解消し、車の運転中も無痛で過ごせるまでに回復。長年悩んだ腰痛がほとんど改善し、大変ご満足いただける健やかな日常を取り戻されています

症状名と詳細

症状名:変形性股関節症術後腰痛症、脚長差に伴う骨盤傾斜・姿勢異常(右足2cm短縮)、慢性重度腰痛症、坐骨神経痛(下肢痺れ)、動作時腰痛(立ち始め・歩き始め・前屈痛)

詳細:来院の5年前から持続する腰部の深部重度腰痛および持続的な鈍痛・痺れ。変形性股関節症の手術既往および右下肢の2cmの脚長差に伴う骨盤の著しい歪み。歩き始め、立ち上がり動作、前屈(おじぎ)時における腰部への放散痛。長時間のデスクワークや車運転時における可動域制限と過荷重

患者さんの初来院時の主訴

「5年前から腰が重く痛んで痺れもあり、立ち上がる時や歩き始め、かがむ時に腰が激しく痛む

股関節の手術をして右足が2センチ短くなっているので身体が歪んでいるのは分かっているが、車の運転やパソコン仕事も辛い

脚長差があっても諦めずに体を根本から整えて、痛みを気にせず運転や仕事を快適にできるようになりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む腰だけに湿布を貼ったりマッサージを行ったりする一般的な治療とは異なり、まずは日常生活や長時間のデスクワーク、車の運転中に常に重力を受けている立ち姿や姿勢の歪み(2cmの脚長差・股関節軸)から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や神経のエラー信号を優しく解除しました

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、5年前からの腰痛や歩き始め・立ち始めの激痛を引き起こしている本当の原因が、腰そのものではなく「股関節手術後の右足2cmの脚長差と、長年のデスクワークによる骨盤の著しい傾斜、腰の深部や股関節を支える筋力の著しい低下(土台の崩壊)」にあることを特定しました

 

脚長差があっても重力分散を適正化できる身体構造について丁寧にお伝えし、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日取り組んでいただく自己矯正体操(運動指導)を組み合わせて施術を開始しました。

 

お教えした体操をご自宅でコツコツ根気強く継続していただいた結果、立ち始めや歩き始めの痛みが日ごとに和らぎ、車運転中の腰の痛みが無くなっていきました。

 

約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました

 

土台が整い骨格軸が安定したことで腰椎への異常な重力圧迫が消滅し、当院の無痛整体とお教えした体操の効果により、5年間苦しんでいた腰痛や痺れがほとんど改善し、完治の状態で運転も仕事も快適に行える素晴らしい生活を取り戻されました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 20% / 10% 40% / 35% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 30% / 50% 50% / 65% 75% / 80% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、変形性股関節症の手術歴や「右足2cmの脚長差」があっても「5年来の重度腰痛」が解消されたのか?――【構造・機能の視点】脚長差による骨盤傾斜と「L字固定」が招く、腰椎への持続的ストレスと立ち始め・歩き始めの放散痛

変形性股関節症の手術を受け、右足が2センチ短くなっている状態で5年間腰痛や痺れが治らなかった最大の理由は、原因が「股関節の手術そのもの」ではなく、「脚長差による骨盤(土台)の傾斜と重力分散エラー」にあったためです。

 

H・T様は、変形性股関節症手術後の2cmの脚長差や、長時間のパソコン仕事・車移動の姿勢により、身体の土台を支える腰の深部や骨盤の保持力が初診時に著しく低下していました。

 

左右の脚の長さに2cmの差があると、大黒柱である土台(骨盤)は常に右側へ大きく傾いた状態になります

 

土台が傾いたまま生活していると、身体は重力に対して倒れないよう、腰や背中の筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を突っ張らせて支えようとします

 

この「L字固定」が起きている状態では、腰椎や周囲の神経に24時間体制で逃げ場のない過荷重が加わり続けるため、持続的な重い鈍痛や痺れを引き起こしていたのです。

 

特にイスから立ち上がる瞬間や歩き始め、前屈(おじぎ)をする動作は、固まった腰の筋肉と傾いた骨盤に一瞬で急激な重力負荷と牽引力が加わるため、激しい激痛を走らせていました

 

土台が崩れたまま腰だけに湿布を貼ったりマッサージを行ったりしても、日常の立ち座りや運転、脚長差によって加わる強烈な重力圧迫は消えないため、根本的に治ることはありません

 

痛む患部である手首や足、ポイントとなる腰や股関節だけを凝視する一般的な治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、脚長差があっても全身の「L字固定」が完全に解除され、腰椎や神経への異常な重力圧迫が消え去ります。

 

当院の無痛整体とお教えした体操を根気強く続けたことで、股関節手術や2cmの脚長差からくる5年来の重度腰痛であっても、運転中無痛で過ごせるまでに綺麗に改善されるのです

 

痛みの原因は患部や脚長差そのものだけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、身体の構造的ハンディを克服し、運転も仕事も痛みを気にせず楽しめる最高の日常を取り戻すことができます

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