【院長の解説】なぜ、大腸カメラで「異常なし」と言われた過敏性腸症候群が、骨盤の矯正で治るのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、腸の自律神経圧迫と機能不全

患者様プロフィール

T・F様(10代・男性)
職業:学生

来院理由

2年前から毎朝のように起こる腹痛と頻回な便意に悩まされ、内科や漢方医を受診しました

 

血液検査、CT、胃カメラ・大腸カメラまで受けるも「異常なし」「ストレスによる過敏性腸症候群」と診断され、処方されたお薬を飲み続けても一向に改善しませんでした

 

腹痛で学校も休みがちになり、途方に暮れていた親御様がネットで当院の過敏性腸症候群・自律神経症状に関する記事を見つけ、ご本人が「試してみたい」と望まれたことからご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

2年前から毎朝のように襲ってくる激しい腹痛と頻回な便意に悩まされ、病院で胃・大腸カメラやCT検査を受けても「異常なし」「過敏性腸症候群(ストレス)」と診断されて薬も効かず、学校も休みがちになっていた10代男性(学生)の症例です。

 

腹痛や内臓だけを凝視する病院や内科の治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランス(骨盤や腰の深部筋力)を徹底して検査しました。

 

当院の根本アプローチにより、あんなに苦しかった朝の腹痛や起床時の激しい腰痛が綺麗に消え去り、頻回な便意も落ち着いて、安心して元気に学校へ通える日常を取り戻されています。

症状名と詳細

症状名:過敏性腸症候群(IBS・腹痛・頻回便意・便意を我慢する腹痛)、急性・慢性腰痛(起床時激痛・座位痛)
詳細:毎朝のように起こる激しい腹痛と便意、トイレに何度も駆け込む頻回便意、便意を我慢する際のお腹の激痛。起床時の腰の激痛や座り姿勢での腰痛。腹痛による通学困難・不登校気味の状態

患者さんの初来院時の主訴

「朝起きた時からお腹が痛くて何度もトイレに行きたくなり、学校にもまともに通えない

病院でカメラやCTをやっても『異常なし』で薬も効かない。起床時の腰痛も辛い。なんとかお腹の痛みと便意を気にせず、普通に学校へ行けるようになりたい」

施術内容と経過

施術内容

痛むお腹や内臓だけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活や学校での座り姿勢で常に重力を受けている立ち姿から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉や自律神経のエラー信号を優しく解除しました

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、過敏性腸症候群の腹痛や頻回便意、腰痛を引き起こしている本当の原因が、腸そのものではなく「骨盤の大きな歪みと、腰の深部筋力の著しい低下(土台の完全な崩れ)」にあることを特定しました。

 

ご本人と保護者様に骨盤の歪みと自律神経のメカニズムをご説明し、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅で毎日コツコツ取り組んでいただく自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて治療を開始しました。

 

指導した体操を自宅でしっかり継続していただいた結果、通うたびにお腹の痛みが減少し、朝の便意も安定していきました。

 

約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました

 

土台が整ったことで自律神経への圧迫や腰への重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、あんなに苦しんでいた腹痛や起床時の腰痛が完全に消え去り、頻回便意も劇的に落ち着いて、完治(全快)の状態で学校生活へ元気に復帰されました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 40% / 35% 65% /70% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、大腸カメラで「異常なし」と言われた過敏性腸症候群が、骨盤の矯正で治るのか?――【構造・機能の視点】骨盤の歪みと「L字固定」が招く、腸の自律神経圧迫と機能不全

病院で胃カメラや大腸カメラ、CTを受けても「異常なし」と言われ、薬を飲んでも腹痛や頻回便意が治らなかった最大の理由は、痛みの原因が「腸の組織の病気」ではなく、「身体の土台である骨盤の歪みによる自律神経の不調」にあったためです。

 

T・F様は、日頃の姿勢崩れなどにより、身体の土台を支える腰の深部や骨盤の保持力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱である土台(骨盤)がぐらつくと、身体は重力に対して倒れないよう、背中や腰周りの筋肉をコンクリートのように固めて(L字固定)無理やり上半身を支えようとします。

 

実は、大腸や小腸などの消化器官の動きをコントロールする自律神経(副交感神経・交感神経)は、骨盤や腰椎の隙間から出て腸へと繋がっています。

 

骨盤が激しく歪み、腰周りの筋肉が「L字固定」でガチガチに硬直すると、この自律神経が常時強い圧迫とストレスを受け続けることになります。

 

その結果、脳と腸の伝達回路が異常を起こし(脳腸相関の誤作動)、ちょっとした刺激や朝の重力負荷で過剰な腸の収縮が起きて「便意を我慢する激しい腹痛」や「頻回便意」を発生させていたのです。また、この「L字固定」による腰周りの過緊張こそが、起床時の腰の激痛の犯人でした

 

痛む患部である手首や足、そしてお腹や腰だけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、骨盤からの自律神経圧迫が完全に消え去り、腸の正常な動きが蘇ります。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、どんな薬でも治らなかった2年来の過敏性腸症候群からもしっかりと解放されるのです。

 

不調の原因は患部やストレスだけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、薬に頼ることなく、朝もスッキリ起きて笑顔で学校生活を楽しめる健康な身体を取り戻すことができます。

小山整骨院