【院長の解説】なぜ、20年悩んだ坐骨神経痛と顎関節症が同時に解消したのか?――【構造・機能の視点】骨盤・背骨の崩れが招く、全身の重力分散エラー

患者様プロフィール

M・K様(70代・女性)
職業:主婦(一人暮らし・庭仕事や草取り)

来院理由

2ヶ月前から口を開けると耳のあたりに痛みが出始め、口を開けると音が鳴る顎関節症を発症していました。

 

以前病院にかかった際は「これといった治療法がない」と様子見で終わった経験があったため、ネットで根本原因から治療できる整骨院を検索し、当院のホームページを見てご来院されました。

どんな患者様の症例なのか?

口を開けた時の耳の痛みに加え、20年以上苦しんできた坐骨神経痛や長年の腰痛により、1時間の草取りすら満足にできなかった70代女性の症例です。

 

痛む患部である顎や耳、腰だけを凝視する病院の治療とは異なり、重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

20年間治らなかった頑固な坐骨神経痛や腰痛、顎関節の痛みからもしっかりと解放され、今では1週間続けて草取りができるほど元気に、明るい老後を取り戻されています。

症状名と詳細

症状名:顎関節症(口を開けた時の耳の痛み・関節雑音)、20年来の坐骨神経痛、慢性腰痛症、肩こり
詳細:口を開ける際に耳の奥へ走る痛みのほか、1時間草取りをすると2〜3日は動けなくなるほどの20年来の坐骨神経痛、常に腰に重りが乗っているような慢性的な腰痛と肩こり。

患者さんの初来院時の主訴

「口を開けると耳が痛くて音が鳴る。ずっと腰に重りが乗っているような感じで、20年前から坐骨神経痛にも悩まされている。

草取りを少ししただけでも数日間動けなくなる。この痛みと骨格の歪みを根本から直して、明るい老後を過ごしたい」

施術内容と経過

施術内容

痛む患部である耳や顎、そして腰だけを凝視する病院の治療とは異なり、まずは日常生活で常に重力を受けている立ち姿から、全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

施術においては、ベッドの上で単にマッサージを行う受動的な手法を捨て、当院の無痛整体を開始して筋肉のエラー信号を優しく解除しました。

 

それと同時に、患者様ご自身に関節の歪みを自宅で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして組み合わせて実施しました。

良くなっていくまでの過程

初診時の重力バランス検査により、顎関節の痛みや20年来の坐骨神経痛を引き起こしている本当の原因が、耳や腰そのものではなく「骨盤の酷い歪みと背骨の歪み(土台の崩れ)」にあることを特定しました。

 

歪みのメカニズムをご理解いただいた状態から、当院の無痛整体による骨格調整と、自宅での自己矯正体操(運動指導)を二種類組み合わせて治療を開始しました。

 

教えて差し上げた自己矯正体操を毎日コツコツ実践していただいた結果、顎の痛む感覚や腰の重痛感はすぐに消失しました。

 

継続して通院と体操を重ねたことで、約15週間後には骨盤・股関節や腰の深部の筋力が正常値へと完全復活を遂げました。

 

土台が整ったことで全身への局所的な重力負荷が消滅し、当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)の効果により、20年間治らなかった頑固な坐骨神経痛や腰痛からもしっかりと解放され、1週間連続で草取りができるほどの完全な回復(完治)を遂げられました。

【回復過程を示す重力バランス・力学データ表】

検査項目(正常値:100%) 初診時点 3週間後 9週間後 15週間後
腰(深部)の筋力:左 / 右 10% / 15% 35% / 40% 65% / 65% 100% / 100%
骨盤〜股関節筋力:左 / 右 15% / 10% 35% / 35% 65% / 60% 100% / 100%
立位でおじぎ検査 10% 40% 70% 100%
歩行バランス検査 15% 40% 65% 95%
症状の回復総合値 0% 30% 70% 100%(完治)

院長の解説

【院長の解説】なぜ、20年悩んだ坐骨神経痛と顎関節症が同時に解消したのか?――【構造・機能の視点】骨盤・背骨の崩れが招く、全身の重力分散エラー

病院で「特別な治療法はない」と言われた顎関節症と、20年間放置されてきた坐骨神経痛が同時に解消した最大の理由は、痛みの原因が「耳や顎、腰という局所」ではなく、「骨盤と背骨の酷い歪み(土台の崩れ)」にあったためです。

 

M・K様は、骨盤の歪みにより身体の土台を支える腰の深部筋力が初診時に著しく低下していました。

 

大黒柱である土台が崩れていると、立ったり歩いたり草取りをしたりする際に、重力を全身で正しく分散して吸収することができません。

 

その衝撃が腰や坐骨神経に直撃して20年来の強い神経痛を引き起こし、さらに倒れないよう首や背中を固める(L字固定)ことで、顎関節や耳の周りにまで強烈なねじれと痛みを発生させていたのです。

 

痛む患部である手首や足、そして顎や腰だけを凝視する病院の治療とは異なり、当院では重力下での全身の骨格バランスを徹底して検査しました。

 

当院の無痛整体を開始して硬直した筋肉を優しく解放すると同時に、ご自宅で関節の歪みを自分で矯正・修正していただく自己矯正体操(運動指導)を一組のセットとして根気強く実践していただきました。

 

身体の土台が自力で重力を正しくコントロールできるようになると、腰や顎への過剰な力みが完全に不要になります。

 

当院の無痛整体と自己矯正体操(運動指導)を続けたことで、20年間治らなかった頑固な坐骨神経痛や顎関節の激痛からもしっかりと解放されるのです。

 

痛みの原因は患部だけにあるのではないため、骨格軸を立て直せば、何年悩んだ痛みからでも解放され、草取りも日常も自由に楽しめる本来の健康な身体と明るい老後を取り戻すことができます。

小山整骨院